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奧之細道 芭蕉之奧羽北陸行腳   松尾芭蕉著  鄭清茂譯注

二七、立石寺 p.110-112

山形領有立石寺,俗稱山寺。慈覺大師之所開基,殊為清閒之地也。人人皆勸宜往一觀,乃自尾花澤折返,其間七里許。日尚未暮。預計山麓宿坊,即登山上佛堂。岩重巖而成山,松柏年邁,土石老,苔蘚滑;巖上諸僧院,門扉緊閉,悄然無物之聲。繞山崖,攀巨巖,拜佛閣。佳景寂寞,但覺透心澄澈而已。

一片閑寂
深深滲入岩裡
嘒嘒蟬鳴

2013/6/28-017. 山寺的經典角度@日本東北山形.  

 

ISBN:9789570837438

 

松尾芭蕉原文:

http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/okupage.htm

【立石寺】

 山形領に立石寺(りふしやくじ)といふ山寺あり。慈覚(じかく)大師の開基(かいき)にして、殊に清閑の地なり。一見すべきよし、人々のすすむるによつて、尾花沢よりとつて返し、その間七里ばかりなり。日いまだ暮れず。麓の坊に宿かり置きて、山上の堂にのぼる。岩に巌(いはほ)を重ねて山とし、松柏(しやうはく)年ふり、土石老いて苔(こけ)滑かに、岩上の院々とびらを閉ぢて物の音聞えず。岸をめぐり、岩を這ひて仏閣を拝し、佳景(かけい)寂寞(じやくまく)として心すみ行くのみおぼゆ。

 閑(しづ)かさや 岩にしみ入る 蝉の声

 2013.6.28,山形山寺車站旁小野餐  

 

2013.06.28 山寺松尾芭蕉俳句  

本文按照往例,是回應松露玫瑰阿姐的星期六讀書日 ^^

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